ごへいもち
伊那谷と木曽地方に主に伝わるものです。
「御幣餅」とも書き、その形が御幣に似ているからこの名
がついたという言い伝えもあります。
昔話
また、木こりが山の神に幣帛(へいはく 神にささげる
供物…特に御幣を指します)を供えるのに、
それを作る紙が無かったので、ご飯をつぶして幣帛を
かたどり、供えたことから「御幣餅」と呼ばれるように
なったとも言われています。
ごへいもちのレシピ
| 「ごへいもち」の昔話 | |
| 伊那市に伝わる昔話のひとつです。 |
むかしむかし、馬子(注1)の五平さんという人が、木曾へ米を運んでいました。
その際、お昼ご飯用におむすびに赤味噌をつけて持っていきました。
米を運ぶ季節は冬の始め…。
木々は葉を落とし、木枯らしも吹きつけます。
五平さんは炊き火をして、体を温めながら、昼食を取ることにしました。
おむすびも冷えきっていたので、傍らのクマザサの茎に刺して
焚き火であぶってみることにしました。
すると…
味噌が焦げて香ばしくなり、おむすびも温まり、大変美味しく食べられたのです。
それから五平さんはいつも味噌むすびを持ってきては、焦がして食べるのが
楽しみになったそうな…。
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| 注1:馬子 お客さんや荷物を乗せた馬をひいて街道を行ったり、来たりした職業の人。 「うまかた」ともいいます。 |
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