蜂の子

伊那地方を中心に信州の珍味として販売が盛んになってきた「蜂の子」は、
嫌いな人には「ゲテモノ」好きな人には「珍味」として知られていますが、
昔は栄養価が豊富な食べ物として重要視されていました。

蜂の子採りは「スガレ追い」といい、夏から秋になると見られる
風物詩でもありました。

蜂の子は香ばしく、歯ざわりがいい為後を引く美味しさで、
お店では「甘辛い煮付け」や「佃煮」で売られていますが、
巣から取り出した蜂の子をからいりするか、さっと油で揚げて、
塩をふりかけた熱々が一番。という人も多いようです。


ちなみに右の写真は佃煮です。

←「蜂の子ご飯」(ほんの一部ですが)

あちこちに蜂の子が混ざっています。

蜂の子販売店
かねまん  三信商店


▲▽ スガレ追い ▽▲

「スガレ」はカラマツの樹液を一番好む地蜂で
カラマツ林の多い山陵近くの巣から取れた蜂の子が
美味しいといわれています。

方法は、面白く、蛙の肉などを、木の枝に差しておき、
これを蜂が見つけて自分の巣に運ぶようになったら
これらの肉に真綿や鳥の羽をつけて指先におき蜂を指先に移らせ
自分の巣へ運ばせます。

真綿やは羽を目印に後を追って巣を見つけ、巣を見つけたら、
花火で、穴から煙を入れ蜂が煙に寄ったところで一気に掘ります。
地蜂は山の傾斜地や田んぼのあぜなどの地中に巣を作ります。




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